2008年7月17日木曜日

ゆるみ筋&こわばり筋 (08.07.17)


 6月に「ゆるみ筋&こわばり筋のコンディショニング」という長いタイトルの著書を刊行しました。出版社(道和書院)から、売れ行き好調と聞かされホッとしているところです。  実は、この本は、執筆よりも、タイトル決定に至るまでに、より多くの時間を要しました。

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 ・・・身体にとって不都合な筋の状態を「ゆるみ筋」と「こわばり筋」という二つの言葉を手がかりに表現してみることにしました。敢えて難解な言葉の使用を避け、平易な言葉でシンプルに説明することで、わかりやすさへの道が、拓けてくるのではないかと考えたからです。
 わかりやすいキーワードであるがために、「こわばり」はほぐし、「ゆるみ」は締めなおす(強化する)という対応法へのイメージ化へ、スムーズにつながるのではないかと、言葉の持つメッセージ力に期待しています。・・・・・
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 前書きからの抜粋ですが、専門家が好む難解な専門用語を使った途端、言葉そのものが高いハードルとなり、肝心な内容の普及を妨げる可能性があるのではないか、そんなことを延々と考えながらこのタイトルに行き着きました。
 幸いにも「タイトルが面白い」と同じくらい、「内容がわかり易い」という多くの声をいただいています。
 身体パフォーマンスの向上、慢性痛の予防・緩和を目指すヘルス・フィットネス指導者、スポーツ指導者のお役に立てればと願っています。

 
  
  7月13日、新宿スポーツセンターで開催された、日本スイミングクラブ協会関東支部主催 指導力向上セミナー「ゆるみ筋&こわばり筋のコンディショニング」の模様