思い出も少なくない。
日本sc協 関東支部広報委員長時代
支部sc協ニュースで小西先生を特集した。当時先生の事務所が渋谷にあった。確か ある年の12月に事務所を取材で訪問した。
そこには数人の女性が事務所の手伝いをされていた、その中には水泳教師の講師として活躍している田村敦子さんもいた。
水中運動メソッド興味があったので 取材はかなり突っ込んだ内容になったのを覚えている。
CMAというメソッドがある。
かつて爆発的ブームになったPNF(固有受容性神経筋促通法)の水中版である。
(PNFは1940年代にアメリカで誕生した促通手技の一つの方法である。主にリハビリテーションなどで用いられる。1940年代 医師のカバットとPTのノットとの共同作業で完成させた技術。
私はノットのお弟子さんで当時 サンディエゴ大教授のボブムーアから、朝から晩まで一週間、PNF技法を教えていただいた経験がある。それはATCの継続単位認定プログラムとして唯一日本開催されていたものだったが、ボブが亡くなってからは、どうなったのか<日本開催のATC教育プログラムが継続されているかどうかは知らない)
水中PNFは水療法が進んだドイツにもある。ある日 ドイツと比べて
優位性を訊いたら話にならないとCMAの優位を微細に語った。
私ごとだが8月に左膝を痛めた。
2ヶ月経つがまだ80%の回復だ。
筋挫傷だが温浴で行ったCMAが本当に良く効いた。
助かった。
医者には通わず自分で直したい。治すのではなく直すのだ。そもそも病気は自分で直すもの。
小西先生は独自に資格を発行していた。最高位は水中機能訓練士。
保持者は数人ではないか。田村敦子さんも保持者のひとり。
午前中は小西先生、午後は矢野史也が陸のPNFを行うコラボ講習も行った。何度も飲んだ。3時間は当たり前だった。互いに熱くなり延長戦は常なること。
何度も連絡を取ったが。会話できる機会は激減した。
最近 どうしてるだろう と思ったところの訃報。残念だ 残念だ !