健康づくりのための運動に関する情報が世の中に溢れています。それを求める声の多さを反映しているのでしょうが、中には首をかしげるような情報もあり、玉石混淆の状況といえそうです。
同じ運動でもAさんにはフィットしても、Bさんには禁忌というメソッドもあります。また適度にやれば効果的でも、過剰に行えば害にもなります。・・・このように書くと「何を、どのようにすればいいのか?」途方にくれてしまうかも知れません。
そこで私は、「自分にとって、いいものかどうかは自分のカラダに聴いてみてください」と伝えるようにしています。キーワードは「快」です。行ってみて「不快」なものは避けるということです。
やり方によって「快」になるならば、その方法で行う。心地よいのでもっと行いたい場合は繰り返す。「もっと行いたい」とカラダが繰り返しの要求をしていない場合はやめ時と考える。という具合に身体感覚を重視しながら行う方法を勧めています。
とても快とは思えないような苦しい顔をしながらストレッチしている人もよく見かけますよね。
理屈で考えて行うことも必要ですが、カラダがいやがっている場合は行わない方が無難です。
例えば「食事の時間だから食べる」というのは当たり前の行為かもしれませんが、その時にカラダが欲しがっていないとすれば、おいしく食べることは不可能です。
理屈で考えすぎていませんか?体の声に耳を傾けると、必ずしもそれを求めていないこともあります。
理屈で考えすぎていませんか?体の声に耳を傾けると、必ずしもそれを求めていないこともあります。
カラダにも言い分があります。その声に耳を傾けること。
それは幸せなライフスタイルの原点といえるのかも知れません。
(改訂版再掲)
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