ジムで筋トレをする時に「ガシャン、ガシャン」と大きな音を立てながら行っている方を見かけることがあります。重りを下げる時に力を抜いているために衝突して大きな音が出ています。
レッグプレスのような高重量のトレーニングでこれを行うと大きな振動もともなうために周りの人もビックリしてしまいます。
その時に「迷惑がかかるので、音を立てないでください」とは中々いいにくいものですね。
では、どんな言い方をしたらいいのでしょうか?
「ウェイトをあげる時と戻す時では、刺激される筋肉が異なります。特に戻すときには、スピードに優れた白筋が刺激されます。白筋は年齢とともに衰えやすく、素早い動作ができないことにもつながります。ウェイトをゆっくり戻すことで白筋が鍛えられ、機敏に動ける若々しいカラダをつくることができます」と説明してはどうでしょう。
ポジティブな表現でいかにもインストラクターらしくなるのではないでしょうか。
マシントレーニングは安全性に優れていて簡単に行うことができます。ですが一方で姿勢を崩しながら行っていたり、持ち上げることだけがトレーニングだと考えているような人も少なくありません。
そんな場面に遭遇したときこそ、インストラクターの出番です。丁寧に声をかけ、上手に説明してみてはどうでしょう。それはコミュニケーションを深める大きなチャンスかもしれません。
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