ちょうど10年ほど前、運動不足で筋力低下した高齢者に筋トレをすすめる動きが全国に広がりました。動かない生活を続ければ動けない体になる。そうならないように筋肉を刺激して動ける体を目指すというものです。
ところで身近な運動として圧倒的に実践者が多いのがウォーキング。
いつまでも歩ける人というのは歩き続けている人、歩けなくなる人は年齢とともに歩かなくなる人。
となればよく歩く生活を取り入れようとする人が増えるのは当然かも知れません。
けれども一方で 「ヒザが痛けりゃ歩けない」 という現実が横たわっています。ちなみに40歳以上の63%がヒザに不安を抱えているという報告もあります。
恐らくヒザ痛を我慢しながら歩いている人も多いのではないでしょうか。
何事にも原因があって結果があります。ヒザ痛の原因にも色々あると思いますが、歩き方も含め日常の体の使い方に問題があるケースも少なくないのではないかと推測しています。
日常化された動作なので、そこに問題が潜んでいるとは気付きにくいという難点もあります。
ヒザ周囲の筋力強化という方法が多く行われているようですが、原因となっている可能性がある動作そのものに気づき修正する(=原因を排除する)という視点も忘れないようにしたいものです。
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