2013年4月23日火曜日

力士の立ち座り技法(13.04.23)


 大相撲で取組前の力士が土俵前に座っているシーンをよく見ますが、力士たちはあの大きな体を、写真のように、実に合理的に操作しながら大きな座布団に腰を下ろしています。 

 逆モーションで、右端から順に写真を追うように動作をすれば一動作で立ち上がることができます。

 年配者や肥満者では、「立ち座り」や「横たわった姿勢からの立ち上がり」がスムースに行えない方も少なくありませんが、この座り方を応用すると楽に腰を下ろすことができるかもしれません。

 また、この技法を、下の写真のように、仰向けに寝た姿勢から立ち上がる動作に応用することもできます。


 座り動作も、立ちあがりも螺旋動作です。「回ってから立ち上がる」よりも「回りながら立ち上がる」方が楽に行えます。 
 この他にも局所への負担を軽減する様々な身体技法がありますが、正座や椅子からの立ち座りなど、毎日繰り返す起居動作は、いつまでも楽にスマートに行えるカラダでありたいですね。

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