2019年11月3日日曜日

原理の狭間で 那須物語1 *4ホテルエピナール那須 菅井慎三総料理長


2019年10月22日那須を目指し、高幡不動を発った。私の車を運転してくれたのは銀座でパーソナルジム経営の内藤隆、同乗者は元早大箱根駅伝トレーナーでカラダストレッチひばりヶ丘店長 稲垣翔太朗、そして*1「マリヤの風」の山崎りえ さん。りえさんは残したマリヤが気になっていて、大雨の様子を気にかけていた。私は今回も、直感で無事を確信していたがりえさんにとっては命より大事なマリヤを残したのだから、心配なのは当然だった。
このりえさんだけは、那須訪問の目的が違っていた。*2那須どうぶつ王国に行きたい気持ちで、胸を膨らませていた。
ホテルエピナール那須のフロントで、待っていたのは中村美江子さん(中村教授夫人)、乗馬が趣味の美江子さんとりえさんは初対面だが、一瞬で深い仲になったように見えた。りえさんの周りに現れる人は皆運命の人らしい。
エピの2階のレストランで那須の内弁当を堪能。5人で舌鼓をうった。異口同音で旨いと合唱。
早く行きたいと気がせいているりえさんを見て、どうぶつ王国へ向かうことにした。
到着。
受付で 「矢野です」。
どうぞ お進みください。
王国の入口で、
「矢野です」。
お話お聞きしています。
入口を抜け、事務所に案内される。
一番奥の部屋へ。
総支配人鈴木さん(スペクタクル鈴木)は他で用をしているという。
皆は立ったままそれぞれ部屋の写真を眺めた。
一枚の写真に目が止まった。
大勢の中で、満面笑顔の鈴木さんがいた。背景も美しい。
左に目を動かすと、固まってしまった。
天皇陛下だ。
皇后陛下も笑っている。
皇太子時代から,那須を愛するご一家をアテンドしてきたのはスペクタクル鈴木さん。
鈴木さんは、よく言っていた。
皇太子さまには独特のオーラがある。

どんな?

日本が国民が平和であってほしいと心から願っていることが、オーラとして見えると。
鈴木さんはそういう人。
青森県出身だが、那須で天空の大地に出会い、瞬間で、この地に生きると決めた人。この人も奇跡を呼ぶ人。

のび太に少しだけ似てるが、知的で愛情が深い。
ハートで行動する知行合一の人。行動力は半端ない。
毎年7月 那須で行われる自転車のライディングイベント 
那須ロングライド 全国から愛好者が集まり、あっという間に
ソルドアウト。
そして、設立されたのが那須ブラーゼンというプロライダーチーム。会社運営は苦労の連続だったが 栃木プロジェクトプロの*6高根沢武一さん、鈴木さん達が頑張り、困難をクリア。そしてそのドラマが、本当のドラマになった。
NHK栃木 瀬戸康史くんを主役においたドラマが完成。NHKBSプレミアムで放送された。再放送を含めると4-5回か。空中撮影は高根沢さんのドローン。
こんなことがあっという間に起こった。ここに至る経緯は詳しくは知らない。鈴木さんが動いたなと直感した。これも奇跡と感じた。
鈴木さんが現れた。久しぶりだ。
そして、王国を自ら案内してくれた。

喜んだのはりえさん。
ギャーギャーと五月蝿く、鈴木さんも爆笑。
りえさん、はしゃぎすぎ。
時間がなく、一部のみの見学だったが、
ハシビロコウとカワウソの可愛さに悲鳴を上げていた。
ホテルエピナール那須
鈴木さんにお礼を行って、エピに向かった。
そこには今回の目的、*3菅井総料理長をサポートするミッションが待っている。
待ってろよ、菅井さん!

(つづく)





*1マリアの風 https://www.mariyanokaze.com/

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